2010 年 10 月 12 日
「悪人」観てきましたよ
切ない映画でした
それぞれの人間模様
それぞれの心の奥にあるもの
裕福な環境で育った心に潜む悪魔
家庭環境に由る心の歪み
満たされない生活の中から生まれる孤独
どれもが切なかったですね
涙をこらえていたけれど、思わず涙したシーンが・・・
バスの運転手さんがバスを降りるばあちゃんに対して
「祖母さんが悪いわけじゃねぇ・頑張れよ」のセリフ
これには我慢できませんでしたね 泣かせていただきました
良い人からの脱皮をはかり、この役を自分からかってでた妻夫木君
新しい妻夫木君を見る事ができました。
光代役の深津絵里、佳乃役の満島ひかり、2人の迫真の演技も良かったです。裕一に首を絞められるシーン、これもギリギリ寸前までの本物だったらしく、あの表情は作り物じゃ出来ないなぁって
観て来て良かったって思った作品でした